栗之宮 日登美(特養介護)

特別養護老人ホームあかぎの里
介護主任

栗之宮 日登美

入職:平成22年
出身:飯南町

45歳の時に参加したセミナーをきっかけに新しいチャレンジをしたいと考え介護の仕事に。
特養での介護職として経験を積み、現在は主任として活躍中。

新しいチャレンジをするのに年齢は関係ない
介護の仕事の喜びを感じながら成長できる環境を作りたい

入職のきっかけ

 高校卒業後、広島の銀行に就職、結婚後、地元に戻り森林組合やレストランの仕事などを経験しました。45歳の時に参加したセミナーで、ホテル経営者の方から新しいチャレンジをするのに年齢は関係ないとの話を聞き、思い立ちました。自分の人生や親のことを考えたとき、親に甘えることはあっても親孝行できていないことが現実で、親を介護する気持ちで福祉の仕事をしようと思いました。

 ちょうど長女の就職先を探していたとき、知人の紹介で社協の特養で募集があることを知り、娘と私と同時スタートで介護職になりました。(尚、社協では親子や夫婦で勤務されている方も多くいらっしゃいます。)

お仕事のやりがい

 特養に入所されている方は、20年後、30年後の自分の姿だと思っています。

 よく言われることで、「子ども叱るな来た道だ、年寄り笑うな行く道だ」と言われますが、車イス生活や寝たきり、認知症になりたくてなったわけではありません。そんな高齢者の最後の時間に寄り添い、穏やかに生活できることを願っています。

 介護のお仕事をしていて、認知症の方も、ふとしたときに素の姿が見られたり、言葉だけでなく目や動作、しぐさで気持ちが通じることがあります。そんな時はすごくうれしいですね。そんな姿に支えられて15年続けてこれたと思います。また、介護の技術や知識が身についてくると、ご利用者だけでなく、自分の家族の介護にも活かされているなと感じます。

大事にしていること

 仕事をする上で大事にしていることは、「石の上にも3年」という言葉です。

 新しいチャレンジをするとき、自分に合う仕事を探し続けるのも一つですが、まず腰を据えてできるかどうかやってみることが大事だと思います。私も45歳で新たな道を歩んでみて、続ける中でできることが増え、面白さも分かってきました。自分自身でもそう信じ、また子供たちにも伝えてきました。

 主任としてメンバーに伝えていることは、職員同士での思いやり、感謝の気持ちを大事にすることです。「自分が」ではなく、相手に対する思いやりが一つあると、それが波及して職場の中でお互いに支え合うムードが芽生え、働きやすい環境ができてきます。

 また、メンバーの育成においては、いまの若い人に合った教え方があると思います。昔ながらの教え方ではなく、介護の仕事の喜び・楽しみを感じながら成長していけるような環境づくりをしたいと考えています。下は20代の新卒から60代、70代までのスタッフが働いています。それぞれの経験値、良い部分を下の世代に伝えていくことも大事にしたいと思います。

応募される方へのメッセージ

 職場としては、お休みも多く、希望休も取りやすい職場です。コロナにより縮小していた活動やご家族との交流等も復活していきたいと思います。

 福祉の仕事、介護の仕事に就きたいと願う方が、その志を実現できる職場づくりを進めていきたいと思います。ぜひ一緒に働きましょう!

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