水谷 千恵子(在宅介護 ヘルパー)

訪問介護
サービス提供責任者

水谷 千恵子

入職:平成27年
出身:飯南町

高校の頃、人と関わる仕事をしたいと思い介護の専門学校に進学。老健、特養での勤務を経て社協に入職。
子育てと並行しながらのホームヘルパーとして活躍中。

冷静に熱意を燃やすこと、
そして時を大切にしたいと思います。

入職のきっかけ

 高校の頃、人と関わる仕事をしたいと思い介護の専門学校に進学しました。卒業後は老健、特養での勤務を経て現在の職場、社協のホームヘルパーとなりました。

 結婚を機に県外へ転居しましたが、子どもも大きくなったことを機に家族で飯南町に戻ってきました。その後2人目の子育てと並行しながら勤務していますが、職場の環境、保育所等の環境も良く、子育てと両立しやすい環境です。飯南町は、保育料が基本無料で、小学校・中学校・高校との交流などもあり、とても恵まれた環境です。

お仕事のやりがい

 訪問介護の仕事を始めた当初は、ご利用者様に対して、時間の中で可能な限りケアをしてあげようと、少し手を出し過ぎていたと思います。そのうち訪問介護の仕事に慣れるにつれて、ご利用者の在宅生活に必要なことは何かを考え、自立支援の考え方に基づき「引き算」のケアができるようになりました。介護保険は自立支援が前提ですので、何でもやってしまうのではなく、ご利用者の意欲を尊重し、できることは自分でやって頂けるよう後押しをするのが訪問介護の本質です。

 たとえば調理でもできることをやってもらう、買い物なら品物を選んでもらう、身体なら動ける側は動かして頂いて着替えをするなど。また、一人ひとり異なるお住いの環境の中で、ある物・活用できる物を使い、ご利用者の身体能力をベースに、そこに介護を付加していくケアを目指しています。

 職場としても、気づきや、スキル・技術を身につけることができ、やりがいのある職場だと思います。ヘルパー個々人が孤立しないよう、訪問の前・後に仲間と相談したり、判断を仰いだりしながら皆で関わってご利用者のケアを進めています。

大事にしていること

 お仕事をする上で、冷静に熱意を燃やすこと、そして時を大切にしたいと考えています。

 ヘルパーとしてご利用者に関わる中で、ヘルパー側が空回りしてしまうと、ご利用者の自立支援に繋がりません。ヘルパー主導ではなく、考えて提案すること、ご利用者主体の生活を支えることが本来の姿だと思います。自立支援のためにできることは何かを考え続けていくこと。これが「冷静に熱意を燃やす」ことだと考えています。

 もう一つは「時を大切にすること」。ご利用者は、急に入院されたり、いつが最期となってもおかしくないため、ご利用者、そしてご家族がどう感じておられるか1回1回の訪問を大事にしたいと考えています。

 また、職員同士でもメンバーとのコミュニケーションを大事にしています。お互いを気遣えるような言葉かけをすること、誰しも常に順調ではないため、辛い時は様子を見ながら支えていくことを大事にしています。

 調理の献立や調理方法、入浴の介助方法、福祉用具の使い方など、皆で学び合っています。

応募される方へのメッセージ

 ヘルパー同士で、生活面、介護面についても助け合い、知恵も出し合い、楽しく仕事ができる職場です。訪問の仕事はご利用者一人一人としっかり向き合えるお仕事です。

 地域を支える仲間に加わってくださる方を、お待ちしています!

お気軽にお問い合わせください。